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2017年3月29日 print

大阪・シニア対象にSS仕事説明会

求職者の反応も上々

大阪石協(安井一男理事長)は3月22日、55歳以上のシニア層を対象とした「ガソリンスタンド仕事説明会」を開き、組合員148SSと求職者30人が集まった。飛び込みで求職者が訪れるなど社会的な関心は高く、こうした成功事例は「大阪モデル」として大きく反響を呼びそうだ。

大阪のシニア向けSS就職セミナーには多数の求職者が集まった

 説明会は同石協人材雇用育成委員会(川本佳二委員長)が中心となり、慢性化する人材不足解消を目的にシニア層の活用を促すもので、厚生労働省の助成制度「生涯現役促進地域連携事業」を利用している。

 川本委員長は冒頭あいさつで「SS過疎地や東日本大震災では石油製品の安定供給に尽力しており、南海トラフ地震が発生すれば大きな役割を担うだろう。少子高齢化で人手不足が顕著になっている。経験のない方でも、仕事内容に興味を持って気軽に応募してほしい」と呼びかけた。

 大阪労働協会は助成制度の概要やシニア就業センターの概要について解説し、SS店頭での仕事内容をDVDを交えてわかりやすく求職者に説明。また、採用されているシニア人材の共通点として、若年層からも学ぶ姿勢を持ち続けていることを強調するなど、面接時での注意点を解説し、積極的に応募するよう促した。シニア側からは70歳を超える参加者もいたが、年齢を感じさえないほど元気はつらつとしており、求人情報について熱心に質問する姿が見られ、就業意欲の高さをうかがわせた。

 3月29日には堺市産業振興センターでも説明会を開催予定だが、新聞折り込みの府政だよりや求職情報紙・ディースターで幅広く告知していることもあって問い合わせが殺到しており、多数の参加者が集まることが予想される。