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2017年3月31日 print

東京・公正競争実現へ期待

元売再編に伴う公平な市場確立に期待を寄せる矢島理事長

東京石商・協(矢島幹也理事長)は3月28日定例理事会を開き、JXTG発足を目前に控えた経営環境などについて情報交換し、持続可能な業界の確立に期待を寄せる声が続いた。また、経済産業省が公表した「ガソリン適正取引慣行ガイドライン」の概要を説明。「系列内格差や不明瞭な仕切りが改善されていくのではないか」などと評価した。

 一方、不当廉売などが疑われる事案に対しては、公正取引委員会への申告を続けるとともに、公正競争の確保に向けてより実効力を伴う施策を求めていく必要があるとの認識を共有した。

 あいさつで矢島理事長は「JXTGの発足をはじめ、出光と昭和シェル、コスモとキグナスを含め、2強プラス1の体制が形成されていく。過剰な供給設備が整理され、より公平な市場が確立されると大きな期待を持って注視したい」と指摘。また、自身が部会長を務める全石連次世代部会で燃料電池展示会の視察、およびEVのテスラ試乗会を開催した感想として、「水素ビジネスの裾野は予想外に広く、着々と国家規模で推進されていると感じる一方、EVのほうが一歩先んじているという印象」としたうえで、「否定するだけでなく、肯定的な目で次世代車をみていく必要がある」などと述べ、持続可能な業界づくりに改めて意欲を示した。