中国支部 点検整備推進プロジェクト
全石連中国支部(大野徹支部長)が推進する点検整備推進プロジェクト(西岡直彦リーダー)は先ごろ開いた支部理事会との合同会議で、10月の強化月間中の取り組み結果について各県ごとに発表した。
島根では理事・支部長会などを利用し、ストップランプやタイヤ空気圧の点検の推進を要請するとともに、各支部・SSにチラシを配布し、点検項目などを確認しつつ点検整備を心掛けるよう促した。鳥取は10人の理事各社SSでチラシ配布による啓発のほか、アンケート調査を実施、ほとんどの車が日常点検をしていないことが判明したため、点検整備の大切さを周知していく必要性を訴えた。
岡山は、石商だより「のずる」やホームページで周知を働きかけ、ドライバーが意識しやすいゴールデンウィークやお盆などの時期に集中的に取り組むことで一層の効果が期待できることを指摘。
山口も「組合だより」で必要性・意義などの周知を図ったところ、認知度の低さ、セルフとフル、また会社ごとによる温度差が明らかとなり、今回の事例を参考に次回以降につなげていきたいとした。
広島は取り組みを裏面に印刷したロール紙を5千巻作成。21社40SSの利用があり完売。ホームページにはチラシを掲載し、必要に応じダウンロードしてもらうことで活用を促した。
西岡リーダー(写真)は今回、急遽取り組むこととなり準備期間も予算も十分ではなかったとしながら「結果をフィードバックして2~3年かけて形にし、低予算で取り組めるようなものにしていきたい」と強調した。
また大野支部長は自社で行ったストップランプとタイヤ空気圧に特化した点検結果について「7万1千台点検したうちストップランプ切れで交換したのが229台、タイヤ空気圧などの異常は180台あった」と紹介。取り組みの積極的な推進に向け協力を求めた。