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原油コスト1.5円下落

今週の卸価格に影響する中東産原油の円建て週間コストは前週比㍑1.5円値下がりした。米中貿易摩擦は、一応の終息に向かうとの雰囲気が強いものの、中東情勢はイランの航空機撃墜問題に端を発し、危機的ムードが再燃することへの懸念も強い。直近17日の東商取プラッツ・ドバイ原油は㌦建てで前日比0.13㌦安のバレル63.28㌦、円建ては横ばいの43.9円。
 国内のガソリンスポットは、ここにきて下げ一色の気配。ガソリンの販売不振が依然根強いことで値下げが予測される。商社は「24日までに在庫を処分したいのが本音」と話している。17日のTOCOMウインドウ・ガソリン陸上は前日比横ばいの117.8円。