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19年新車(乗用車)2.1%減販430.1万台、HV4年連続100万台を突破

 日本自動車販売協会連合会、全国軽自動車協会連合会、日本自動車輸入組合が集計した2019年通期における乗用車の新車販売台数は、前年比で登録車が2.5%減の282.2万台(2年連続減)、軽四輪も1.1%減の147.9万台(3年ぶり減)、合計2.1%減の430.1万台といずれも低迷した。軽四比率は0.3ポイント(P)上昇の34.4%。
 そのうち、登録車のHVは0.5%減の109.9万台と減少したが4年連続で100万台の大台を突破、シェアは0.7P上昇し38.9%、軽四輪のHVは17.0%増の37.4万台で、シェアは3.9P上昇し25.3%、HV合計では3.4%増の147.2万台で、シェアは1.8P上昇し34.2%だった。また、登録車に占める外国メーカー車は3.2%減の29.8万台で、シェアは0.1P減の10.6%(軽四輪を含めると0.1P減の6.9%)。
 パワートレーン別にみると、PHVは24.2%減の1.8万台(シェア0.6%)、EVは9.4%減の2.1万台(0.3%)、FCVは13.9%増の690台となった。一方、ガソリン車は3.3%減の150.7万台(53.4%)、ディーゼル車は0.9%減の17.6万台(6.2%)だった。
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 12月の乗用車(新車)販売台数は、前年同月比で登録車が9.5%減の19.5万台(3ヵ月連続減)、軽四輪車が14.4%増の9.0万台(3ヵ月連続減)、合計11.1%減の28.4万台(3ヵ月連続減)だった。登録車のうち外国メーカー車は13.8%増の3.0万台(3ヵ月連続減)。