ポンプあいらんど

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▼「扉を閉めます」。関西の私鉄・京阪電鉄の車内アナウンス。車掌の安全に対する意思を感じた。混雑時や駆け込み乗車の防止など乗客に、なお強く注意を促さねばならない時などは、より有効であろう。「扉が閉まります」では安全確保をすべきアナウンスでありながら客観的で耳に残らないと感じた▼いま巷の店員の間で横行している言葉がある。元々は社会経験が浅い若者が、形式的な研修だけで店頭に立たされた結果、知っている言葉に付け足して敬語のような言葉を「バイト敬語」と評している▼「ご注文は○○で良かったでしょうか」「○○のほうをお持ちしました」、「〇〇円からお預かりします」、「了解しました」。マニュアルには接客用語は基本過ぎて入っていないのか。あるいは人手が少ないから教えることができないのか。セールスの根幹がないがしろにされていると思わざるを得ない▼SSの現実も決して例外ではない。給油で立ち寄ったSSのセールストークに驚いた。「お客さんのクルマ汚れ過ぎですよ。あかんくないですか」「いまなら洗車むずないですよ」とのセールストークにがく然とした。しなやかで豊富な表現のできる日常会話で、いかにお客様を獲得できるかがセールスの妙であろう。お客様の理解を得て受注をいただくことが喜びの瞬間だと思うのだが。