中部・愛知 行政・政治 その他

11月・管内貿易統計

原粗油8・6%減 名古屋港は増加

 名古屋税関の発表によると、中部5県(愛知、岐阜、三重、静岡、長野)の11月の貿易概況(速報)は輸出が米国向け自動車の減少などで4ヵ月連続マイナスの1兆5252億円、輸入も6ヵ月連続マイナスの8185億円にとどまった。
 輸入全体の11・2%を占める原粗油は919億円(前年同月比8・6%減)で昨年7月以降5ヵ月連続の減少となった。原粗油は全国統計だと6306億円(30・9%減)と大幅に減少。四日市港などが減少する中、名古屋港は5ヵ月ぶりに増加し272億円(35・0%増)だった。