東北 組織

東北石油組合青年部連合 SS未来フォーラム 勉強会に参加呼びかけ

総会実施概要など決める

 東北6県石商の青年部で組織する東北石油組合青年部連合(金山知裕会長)は12月18日、仙台市で役員会を開き、2020年度総会の実施概要を決めた。

経営課題について意見交換も行った役員会
経営課題について意見交換も行った役員会

 総会は6月24日に秋田市で開催し、終了後に橘川武郎東京理科大大学院教授を講師に招いて研修会を開催する。研修内容の詳細は今後詰めるが、橘川氏をコーディネーターとして各県代表1人ずつをパネラーとしたパネルディスカッションを行うことを決めた。参加者は50人を見込む。
 この日の役員会には各県の役員ら12人が出席。金山会長は、自ら会長を務める全石連SS未来フォーラムで3月6日、今後のSS経営をテーマにした勉強会を開催することを紹介。「国の会議で消防法の規制緩和が議論される中、SSでの物品販売が自由になり、キャノピーの面積規制も緩和される可能性がある。発券店値付けカード問題や災害多発、SS過疎、異業種対応など課題が山積する中で、今後のSS経営をどう進めるかは重要だ」と指摘し参加を呼びかけた。
 福島石商青年部の根本一男会長は、同青年部が親会から委嘱を受け、働き方改革対応で組合として取り組める具体策を提言することを紹介した。
 役員会終了後、出席者は宮城石商が備える緊急用バッテリー可搬式計量機を視察した。