東北 組織

福島 SSまつり 約3万人が応募

県内宿泊券で地産地消貢献
1等当選者の応募券を掲げる抽選人
1等当選者の応募券を掲げる抽選人

 福島石商(西形健吉理事長)は12月20日、SSまつり「元気ガソリン満タンキャンペーン」の抽選会を福島市で開き、福島県内の旅館・ホテルのみで使える「福島宿泊券」の当選者(1~3等)45人を決めた。
 今回のキャンペーンには、240の組合員SSが参加した。福島の復興に寄与しようと、県旅館ホテル生活衛生同業組合の協力を得て福島宿泊券(5万~5千円)を賞品として用意。参加SSで一定額以上の給油や買い物をした消費者に応募券を渡した結果、前回を上回る2万8813人から応募があった。
 抽選会で西形理事長は「SSまつりは販促活動の一環として始まったが、災害頻発を受けて災害に備えてこまめな満タン給油を心掛けてもらおうとの趣旨が強まった。福島宿泊券を賞品にすることで、地産地消にも貢献できると思う」とあいさつ。西形氏のほか磐梯熱海温泉(郡山市)の老舗旅館「四季彩 一力」の若女将小口正子さんらが抽選人になり、地区ごとの応募券の中から無作為で当選者を選んだ。
 決定した当選者は1等(5万円)10人、2等(2万円)10人、3等(1万円)25人。この他、参加SSごとに1人、SS特別賞(5千円)が当たる。