全国 企業情報 自動車 新収益・ビジネス

スズキ 新型ハスラー発表

燃費率、走行性能ともに向上

 スズキは12月24日、6年ぶりのフルモデルチェンジ(FMC)となる新型ハスラーを発表した(写真)。衝突被害軽減ブレーキや後退時ブレーキサポートを標準装備するほか、NAエンジンを新開発し、全車にISG(=モーター機能付発電機)も搭載。燃費は7~8%向上して25・0㌔㍍/㍑(WLTCモード)となった。
 NAとターボ車、2WDと4WDの合計8タイプがあり、価格は136・5万円~174・7万円。来年1月20日から発売し、月販目標は6千台。
   ◇  ◇
 現行ハスラーの累計販売台数は11月末時点で約47・7万台。同社によると、軽乗用車ボディータイプ別販売構成比は今年度(4~11月末まで)ベースでハイトワゴン(49%)、ワゴン(27%)、セダン(12%)の順で、ハスラーが属するSUV・クロスオーバー(9%)と続くが、発売当時の13年度ベース対比でそれぞれ17ポイント(P)増、19P減、7P増となっており、人気市場の競争環境がますます激しくなりそうだ。