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2府4県路上抜取調査 合計694本採取、嫌疑率は1・6%

 近畿2府4県税務当局は、環境月間の10月を「路上軽油抜取調査強化月間」と定め、警察などの協力を得て、軽油抜取調査を集中的に実施しているが、先ごろその調査結果を発表した。
 1ヵ月間に29ヵ所で調査を行い、計694本のサンプルを採取、このうち1・6%のサンプルから不正軽油の嫌疑を確認した。抜取数に占める嫌疑数は13本で、割合は前回の1・8%から0・2ポイント低下したことから不正軽油の減少を裏付ける格好となった。
 各府県税務当局では情報を共有し、嫌疑があるものについては流通経路を追跡調査するなど、取り締まりを継続することを明らかにしている。