岡安マーケットレポート(~1/10日)仕切り改定予想1.0円値下げ。ただ、中東予断を許さず
岡安商事(株)法人部 木下克巳
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●1月10日
2020年は波乱の幕明け。イラン反撃から米国静観で急落、昨年のクリスマス水準まで戻りました。
よって来週の仕切り改定予想も1.0円値下げ。今週の上げ分を下げるのが妥当といえます。とは言え、イラン対米国はいつ何があってもおかしくありません。在庫は多めで保険をかけて置く事をお勧めします。
●1月9日
昨日の原油相場は歴史的な乱高下、ジェットコースター相場となりました。高値65.65㌦(夜間)、安値59.15㌦(日中)、上下6.5ドルです
日本時間8:20頃からのパニック買い、午後から反落、失望売りも重なりました。
昨日の元売り改定は+1.0円、私自身も少々パニックに踊らされた感がありました、反省しております。
現状なら来週はスライドから下げに転じておりますが、現下の波乱相場では予想が憶測になっております。
冷静にみて、相場の上下はあってもイランとアメリカの対立は続いております、タンクは基本多めで備えておく方が無難とみます。
仕入が下がる分には、さほど脅威はないはずです。
●1月8日
海外原油は前日比マイナスですが、一日の動きを見れば安値から切り返して終わった感じの動きです。
今日の仕切り改定の通知はコスト計算は2週分で+1.3円なので本命は+1.5円ですが、個人的予想は+2.0円です。
昨日の下げで来週はスライドから下げ予測になってますが、先の事は考えなく上げる時は上げる、下げるときは下げる。このスタンスを続けていくとみております。中東情勢は、"何か"の発言や行動で上がる展開が続きそうです。
●1月7日
相場は反落の記事ですが、実際は昨日連休明けの買われすぎの修正とみる方がいいでしょう。イランは中国や北朝鮮と異なり、譲歩する期待が限りなく薄いと思われます、ただ買われ過ぎは否めません。
RIMの業転価格も大幅高、リセット値上げのオンパレードです。
さて明日の改定予想ですが、+2.0円とみております。正直社内でも意見が分かれておりますが、TOCOM原油の換算を信じて予想します。
年末から引き続いて"タンク満タン"を推奨します。
●1月6日
新年明けましておめでとうございます。
年明けの相場は高値続伸となりそうです、ここにきて中東情勢悪化と意外な所に飛び火しました。昨年のサウジ空爆の時と違い、大幅高でないぶん、息の長い相場になるかもしれません。
さあ、2020年のスタートです!
●12月27日
今回の業転価格は、年末までと年明け含みで業者によって分かれております。ローリー手配が困難なのか配送込みの提示はほぼ“お断り価格”です。年末・年始の海外原油価格次第ですが、とりあえずリセット値上げ。JX基準価格を大きく下回る事はないとみております。年末は寒波襲来の予報です。