九州・沖縄 その他

11月・販売実績 Gは前年並み灯油5%ダウン

 石油連盟が集計した11月の石油製品販売実績によると、九州7県のガソリン販売量は福岡、佐賀、長崎県が増加し、他県は減少したが、合計では前年同月と同じ39万4000キロリットルだった。暖冬が続いたために灯油は前年同月を5%下回り7万4000キロリットルだった。
 福岡県のガソリンは4%増えて14万9000キロリットル、佐賀県も1%増の2万8000キロリットル、長崎県は微増で3万8000キロリットルだった。宮崎県は9%の大幅減で3万5000キロリットル、大分県が3%減の4万1000キロリットル、熊本県が2%減の4万2000キロリットル、鹿児島県も微減で5万7000キロリットルだった。
 灯油は宮崎県が最も減り、22%減の6000キロリットル、佐賀県も18%減の3000キロリットル。熊本県は11%増えて9000キロリットル、長崎県も7%増の7000キロリットルと明暗を分けた。
 軽油は長崎県が16%増えて2万7000キロリットル、宮崎県も5%増の2万6000キロリットル、熊本県も2%増の3万6000キロリットルだったほかはいずれもマイナスで、7県計でも微減の28万3000キロリットルにとどまった。
 沖縄県はガソリンが2%減って5万4000キロリットル、灯油は19%の大幅減で3000キロリットル、軽油が10%減の2万4000キロリットルだった。