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2020年1月25日
年末年始商戦 暖冬響き灯油、油外も不振
需要伸び悩み、期待外れ
年末年始は四国地区でも比較的暖かく穏やかな日が続き、車での帰省や行楽には絶好の天候となったが、低燃費車の普及などが逆風となり期待したような販売量の増加には結び付かなかったようだ。
高速道路の主な4区間の1日あたりの断面交通量は、昨年度の年末年始期間と比較して10日間平均で7%増となった。しかしエコカーの普及などからガソリンの販売量は例年並みにとどまり、最大9連休となった大型連休も期待外れに終わったようだ。一般道のSSでも全体的な需要減少の傾向の中、「価格の変動はなかったが、販売量は伸び悩んだ」「ガソリンは前年割れだった」との声が聞かれた。
灯油も暖冬の影響で今冬は4県ともに需要が伸び悩む状況が続いている。油外も年末、雨が降るなどぐずついた地域もあり、洗車に訪れる客は例年に比べると少なかった様子。さらに都市部では降雪がない日が続いたことから、スタッドレスタイヤの販売や交換も極めて低調で、厳しい状況が続いている。