北海道
企業情報
2020年1月7日
オカモト 2SS同時オープン
札幌圏内市場の影響少なく
帯広市に本社を置くオカモトは、歳末商戦を直前に控えた昨年12月20日、札幌市清田区の「セルフ清田羊ケ丘通SS=写真㊤」(PB)と、同区に隣接する北広島市の「セルフ北広島SS=写真㊦」(JXTG系)を同時に新設オープンした。
両セルフとも、オープニング価格にレギュラー129・8円という超安値を打ち出したものの、新聞折込チラシなどで予告した通りにオープニングセールを3日間限定で終了。その後はいずれも札幌圏内の安値量販セルフと同価格の144・8円表示に値上げしたため、圏内市場の市況を乱すことはなかった。
オカモトが直営するセルフはこれで全道35ヵ所になった。札幌圏にはこれまで札幌市手稲区、当別町に各1ヵ所あるだけで存在感はそれほどなかった。だが、4ヵ所に倍増した今後は、周辺SSへの影響力が強まる懸念も出てきた。