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先物関連4団体賀詞交歓会 総合取引所実現に向け順調

 日本取引所グループ(JPX)など先物関連4団体は1月6日、都内で新年賀詞交歓会を開催した。
 あいさつに立ったJPXの清田瞭代表(写真)は、「昨年は日経平均株価の終値が2万3千円台半ばと29年ぶりの高水準で、堅調な1年となった。一方今年は米国がイラン革命防衛隊司令官を殺害するなど株価は急落し、先物取引相場は急騰する波乱のスタート。東京商品取引所の統合は順調に進んでおり、金融からコモディティまで幅広い商品を扱う総合取引所として、日本経済の振興に寄与していきたい」と強調した。
 また、来賓としてあいさつした経済産業省の藤木俊光商務・サービス審議官は、「今年はオリンピックがあり、日本の真価が問われる年になる。当面は7月の総合取引所スタートが目標。以降も商品取引が活性化するように電力先物など新しいマーケットを育てていきたい」と述べた。