岩手・盛岡支部　安定した経営環境づくり推進

　岩手石商盛岡支部（菊地信寛支部長）は12月17日、盛岡市で役員会（写真）を開き、２０２０年度の総会を４月21日に開くこととし、総会に提出する事業計画案などを決めた。
　菊地支部長はあいさつで「元売再編が完了したことで安売りしてもどんどん売れという時代は終わり、これからはマージン重視の冷静な動きになるだろう。盛岡地域では全国の流れとはかけ離れた価格競争が続いているが、諦めずに安定した経営・労務環境づくりを進めていきたい」と述べた。
　20年度事業計画案の骨子は①経営安定化対策②支部組織の強化③官公需共同受注の推進④福利厚生⑤広報活動の強化⑥全石連共同事業の利用推進⑦石油連盟と連携した自治体訪問の実施など。中でも全国屈指の実績を誇る官公需については、受注拡大に対応した事務処理システム構築の検討も進めることを盛り込んだ。
　支部推薦の県石商・協役員人事案では、勇退した高橋秀彦副理事長の後任理事に、同じ三田商店の中井淳一常務を推薦することを決めた。