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鹿児島県 地元紙が住民拠点SS紹介

県内配備全国4番目 高い防災意識反映
住民拠点SSについて大きく報道した鹿児島の地元紙
住民拠点SSについて大きく報道した鹿児島の地元紙

 鹿児島県の地元紙が先ごろ、住民拠点SSの整備状況について社会面トップで掲載した。「全国で4番目に多い」と報じ、SSに対する県民の期待の大きさを示している。
 記事では、昨年実施された災害時対応訓練を中心に、参加スタッフの「熊本地震のときには鹿児島のSSにも給油車が殺到した。どんな状況でも対応できるように普段から災害時をイメージしておきたい」などのコメントを紹介し、住民拠点SSが現在、県下で124ヵ所配備されている状況を訓練の写真とともに掲載した一方で、SS数がピーク時の半分以下の820ヵ所に減ったという、業界の深刻な現状を説明している。
 鹿児島石商・協の高田英司専務理事は、「鹿児島県は離島が多く、自然災害も多発しているので防災意識が高い。訓練を重ねる一方で、災害時に“最後の砦”となることができるように住民拠点SSの整備も進める」とコメントしている。