石連週報１月１週・ガソリン出荷10週ぶり好調

　石連週報によるガソリン出荷量は、12月第４週（12月22～28日）が前週比2.5％減、前年比12.0％減の88.5万㌔㍑と９週連続の前年割れとなったが、１月第１週（12月29～１月４日）は0.1％減、2.0％増の88.4万㌔㍑と10週ぶりに前年実績を上回った。ただし過去５年平均比では8.5％減と15週連続で不振となった。生産量は12月４週が12.5％増、6.3％増の113.2万㌔㍑で、３週連続で100万㌔㍑を超えたが、１月１週は17.1％減、3.4％減の93.8万㌔㍑となった。
　軽油出荷量は12月４週が前年比7.7％増の65.8万㌔㍑、１月１週が18.0％増の25.6万㌔㍑と、４週連続で好調だった。在庫は前週比8.9％減の131.1万㌔㍑、26.8％増の166.3万㌔㍑となり、５週ぶりに積み増した。
　灯油出荷量は12月４週が前年比15.4％増の58.1万㌔㍑と好調だったが、１月１週が34.9％減の23.6万㌔㍑と、２週ぶりに不調だった。一方で在庫は前週比5.8％減の220.5万㌔㍑、9.8％増の242.1万㌔㍑となり、４週ぶりに積み増した。