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ベンツ 純輸入車販売5年連続トップ

進む電動化戦略
2019年に新型が投入されたBクラス
2019年に新型が投入されたBクラス

 メルセデスベンツ日本は1月9日、2019年の新車販売台数が6万6523台(前年比1・5%減)に達し、純輸入車として5年連続で首位、また7年連続でプレミアムブレンドNO.1になったと発表した。
 主力モデルのCクラスは15年以来セグメント首位、コンパクトモデルはBクラス、Aクラスセダン、CLAと次々に新型を導入し、販売全体の3割以上を占めるまでに成長したほか、輸入車最多の8車種を取り揃えるSUVも堅調推移し、ハイパフォーマンスモデルのAMGが過去最高の8千台超を記録した。 マーケティング面でもブランド体験の提供に注力し、ブランド情報発信拠点「Mercedes me」は期間限定で女性向け拠点を銀座にオープン、昨年12月には品川プリンスホテルにも出店。また、昨年から本格稼働させたレンタカーサービス「メルセデス・ベンツ レント」は北海道~沖縄まで全国21スポットを用意し、今後も拡大する予定だ。
 今年はベンツ初のEV『EQC』、日本初のクリーンディーゼルPHV『E350de』、世界初の燃料電池PHV『GLC F-CELL』など、ダイムラーが掲げるCASE戦略の推進に欠かせない電動モデルの本格配車が始まる。