近畿・大阪 組織

兵庫 内芝理事長 神戸市危機管理室を訪問

災害展示室見学者に『満タン』周知依頼

 兵庫石商の内芝知憲理事長はこのほど、神戸市危機管理室を訪問し、馬場栄二室長に『満タン&灯油プラス1缶運動』のポスターを手渡すとともに、災害展示室見学者への周知を依頼した。

馬場危機管理室長(左)にポスターを手渡す内芝理事長
馬場危機管理室長(左)にポスターを手渡す内芝理事長

 内芝理事長は、「『満タン&灯油プラス1缶運動』は阪神・淡路大震災、東日本大震災、熊本地震と巨大な地震に見舞われ、近い将来、南海トラフ地震や首都直下地震が発生することが想定される最も必要な運動だ。大災害が発生すると家庭用燃料の入手が困難になる。車の燃料メーターが半分程度になったら満タンにする。暖房用の灯油は1缶余分に買い置く。これにより災害対策はより安心になる」と運動の趣旨を強調した。
 同市は1月17日に「ラインを使った災害情報共有実証実験」を実施することになっている。同実験は、参加者からAIに対して阪神・淡路大震災の写真などを送付してもらい災害時情報を共有するもので、システムが大量の情報を処理できるかなどを試すと同時に、地図上で報告された状況を確認する。
 また、今回の実験について、過去と未来をつなぐ「1・17震災25年のシンボルイベント」と位置付けており、積極的な参加を呼びかけている。