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気仙沼商会年頭訓示 挑戦し続けてこそ

 気仙沼商会(出光昭シ系)の高橋正樹社長(写真)は1月10日に仙台市で開いた同社仙台支店新年式で年頭訓示を行い、3月の創業百周年に向け「客の目線に立ち、失敗を恐れず大いにチャレンジしていこう。現状にとどまる会社は10年後には生きていない」と呼びかけた。
 高橋社長は「昨年は26年ぶりに仙台で新SSをオープンさせてこれまでにない数量を販売できたし、東日本大震災で被災した気仙沼では新油槽所も開業できた。ただ、失敗も含め社長賞に匹敵する挑戦がなかったのは残念」と指摘。
 日常から取り組むべき姿勢として「給油に訪れる客は快適なドライブをしたいのであり、油の配送先の工場は安定稼働が目的だ。目先の油を売るのではなく、客の目線に立って相手の役に立つ仕事をしていこう」と述べた。