九州・沖縄 組織

熊本・力合わせて変化に対応

熊本石商・協(三角清一理事長)の賀詞交歓会が1月14日、熊本市のホテルで開催され、各地の支部長、理事らが参加し、厳しい経営環境の中で「令和初の新年」に寄せる希望を語り合った。
 同会では浜徹雄副理事長(天草支部長)があいさつ(写真)。同氏は全国自動車整備協業協同組合協議会名誉会長を務め、整備業界では道路運送車両法の改正で外部故障診断機(OBD)による車検がスタートするなど大きな変化に直面していることを踏まえ、SS業界でも販売減が続き、消防法の改正によってセルフSSでのタブレット活用、敷地内での物販などの改革も進んでいることから、「いま、SS業界は100年に一度の大変革を迎えている。全組合員が力を合わせて難局を乗り切ろう」と述べた。
 県内では低価格競争によって一般の系列店の収益が悪化する状況が続いており、三角理事長らは「量だけを追いかける量販店の考え方が改まらなければ“最後の砦”を守るSSの使命すら果たせなくなる。希望の持てる業界にしたい」と話していた。