関東・東京 組織

神奈川・“量から質”へ転換を

神奈川石商・協(木所章理事長)は1月15日、横浜市内で4団体共催の賀詞交歓会を開き、全石連の森洋会長および加藤文彦副会長・専務理事、黒岩祐治神奈川県知事、国会議員、元売、組合員152人が出席した。
 あいさつで木所理事長(写真)は働き方改革に言及し、「時間外労働の上限規制や年次有給休暇の取得など様々な労働条件への対応が求められる。さらに昨年10月に最低賃金が引き上げられ、神奈川は時給1011円までアップした。SSは正社員はもちろんアルバイトの雇用も厳しい状況にあり、給与体系など労働条件の改善が必要。そのためにも収益を高め、あらゆる変化に備えなければならない」と述べた。また、「“量”から“質”への経営転換。価格よりもサービスに重点を置いた競争がSSの将来を存続させる道筋となる」と強調。「SSは公共インフラであり有事の要である。これ以上減らさないためにも適正マージンの確保を図り、再投資可能な健全経営を目指してほしい」と呼びかけた。