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福井・県庁で『満タン運動』PR

県民に『満タン運動』の意義をPR(県庁正面ホールで)
県民に『満タン運動』の意義をPR(県庁正面ホールで)

 福井県庁の正面玄関ホールに今年も『満タン&灯油プラス1缶運動』を県民に呼びかけるノボリやポスターが掲出され、訪れる人々の足を止めている(写真)。
 2年前の福井豪雪で道路除雪の遅れから油槽所の燃料を運び出せなかった反省から、県が阪神淡路大震災をきっかけに定められた「防災とボランティア週間パネル展」(14~17日)に福井石商(井田浩志理事長)の出展を要請。同石商側が全面協力し、災害に備えての『満タン運動』の重要性を昨年から県庁内で訴えている。
 今年も自衛隊や国交省、気象台などとともに、豪雪時に立ち往生した乗用車に自衛隊員がSSから供給を受けたガソリンを携行缶で給油する模様や、地震など災害時での避難説明パネルに併せ、『満タン運動』のPRツールが随所に展示された。県庁をマイカーで訪れた福井市内の60歳代の女性は「『満タン運動』の趣旨がよくわかった。これからは灯油も含め余裕を持つよう心掛けたい」と展示物に見入っていた。