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岡安マーケットレポート(~1/17日)仕切り改定予想マイナス1.0円弱、業転は先行下げ

岡安商事(株)法人部 木下克巳
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●1月17日
 株式市場は高値更新。米㌦も貴金属もどんどん上がっております。一方で、海外原油は年末のOPEC総会前の水準のままです。
 今週予想に反して、スライド改定だった仕切り改定も、さすがに来週は値下げ予想(マイナス1.0円弱)なので、業転は先行値下げです。株高は景気が良いからのはずだが、SSの販売数量は伸びず。「売れなくて困っている」との声が大半です。マージン確保が大事で、SS店頭の値下げが一番心配です。

●1月17日
 早いもので今日1/17は阪神大震災から25年、当時3連休明けの朝大阪市内・都島のワンルームマンションで大揺れを体験。その後の大混乱を経験しました。
 さて、NY原油は58.0ドル辺りでリバウンドしております。パラジウム→金→白金と貴金属市場の暴投相場が続いており、株高を背景とした資金が、いつ原油に戻ってくるかが今後の焦点になりそうです。
 業転市場は下げ一色、現状、来週の改定予想は1.0円値下げなのを先行して下げている感じです。

●1月15日
 海外相場は58.0ドルで下げ止まり感、次の材料待ちとなっております。
米中問題が双方の思惑が複雑に絡んだ結果、合意の方向に進みそうで株高・ドル高です、原油だけ取り残されております。
 今日の改定予想は個人的にはマイナス1.0円ですが、業界紙のコスト計算はスライドです。年末・年始の休みの関係で、どこからどの期間までの計算でばらつきがあります。
という事で、本命マイナス0.5円、対抗マイナス1.0円、穴狙いはスライドとさせて頂きます。
 この時期になると、電車の中で試験勉強に集中している学生が多くみられます、お受験のシーズンです。
単語帳をめくる仕草にほっとして、ネット動画をみてブツブツつぶやくのを見て、時代の流れを痛感しております。私も今年は、何か新たな勉強を試みたいです

●1月14日
 NY原油は60.0ドル割れて、58.0ドルが下支えの様な動向です。反面為替は110.0円に乗りそうな動向、原油の下げを相殺しております。イラン情勢は沈静化に向かっている様な報道ですが、八方ふさがりのイランが、革命防衛隊が暴走も危惧されております。
 明日の仕切り改定予想は、1.0円下げとみております。上げた分下げるのでは?とみております。その予想を受け、業転は下げてきそうです。
 タイムラグでSS店頭価格は今週値上げが聞こえてきます。営業的コメントになりますが、原油自体の需給が大きく変化した訳ではなく下げは限定的、不測に自体に備え"買い"を推奨します

●1月10日
 2020年は波乱の幕明け。イラン反撃から米国静観で急落、昨年のクリスマス水準まで戻りました。
 よって来週の仕切り改定予想も1.0円値下げ。今週の上げ分を下げるのが妥当といえます。とは言え、イラン対米国はいつ何があってもおかしくありません。在庫は多めで保険をかけて置く事をお勧めします。

●1月9日
 昨日の原油相場は歴史的な乱高下、ジェットコースター相場となりました。高値65.65㌦(夜間)、安値59.15㌦(日中)、上下6.5ドルです
日本時間8:20頃からのパニック買い、午後から反落、失望売りも重なりました。
 昨日の元売り改定は+1.0円、私自身も少々パニックに踊らされた感がありました、反省しております。
現状なら来週はスライドから下げに転じておりますが、現下の波乱相場では予想が憶測になっております。
冷静にみて、相場の上下はあってもイランとアメリカの対立は続いております、タンクは基本多めで備えておく方が無難とみます。
 仕入が下がる分には、さほど脅威はないはずです。