近畿・大阪
組織
2020年1月21日
兵庫石商 賀詞交歓会来賓あいさつ
兵庫石商・協(内芝知憲理事長)、兵庫県石油政治連盟(中村彰一郎会長)がこのほど神戸市内で開催した賀詞交歓会には、多数の来賓が出席した。主要な来賓のあいさつ要旨は次の通り。
■井戸敏三兵庫県知事
昨年の千葉県を襲った台風15号のとき、兵庫石協のタンクローリー直結型緊急時用計量機を借用し現地でおおいに活躍してもらった。同石協の先見性に感謝する。今年兵庫県は阪神・淡路大震災から25年を迎える。風化してきているといわれる大震災を忘れないだけではだめ。忘れない、伝える、活かす、備えるで南海トラフ防災にもあたる。
■野村隆治JXTGエネルギー大阪第1支店執行役員支店長
JXTGは昨年長期ビジョンとして、2040年に石油需要が半減するとの予測を発表した。その厳しい結果に、将来のあるべきSSの姿の検証や他業種との提携等実証実験を進めている。しかしSSの業態が変わろうが小売業の原点は不変であると考える。日々来店する顧客を誠実に迎え、ニーズに応え、商品を提供する店がまた来たい店になる。小売業の原点を大事にしていく。
■坂井信全石連常務理事
SSネットワークの強化を推進していく。令和2年度の要求予算を大幅に超える予算で3月に住民拠点SSが7千ヵ所を達成するが、今年8千ヵ所を敷設し、1万5千ヵ所を配置する計画だ。災害に強い“最後の砦”としての責任を果たす。また、『満タン&灯油プラス1缶運動』も、関東圏を襲った台風19号の上陸前には前もって給油するユーザーが多かったように、周知浸透されてきている。