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スバル、2020年代前半にSUVタイプのEV投入

30年には死亡交通事故ゼロへ アイサイト進化続ける
EVデザインスタディモデル.
EVデザインスタディモデル.

 スバルは1月20日、渋谷区恵比寿の本社で報道関係者を対象に「SUBARU技術ミーティング」を開き、脱炭素社会の実現に向けて①2050年にウェル・トゥ・ホイール(=発電エネルギー源まで遡ってCO2排出量を算出)で新車走行時平均CO2排出量を10年比90%以上削減②30年までに全世界販売台数の40%以上をEV+HV化③30年代前半には生産・販売する全スバル車に電動技術を搭載するとの長期目標を打ち出した。20年代前半にはSUVタイプのEVを市場投入する計画だ。
 一方、30年には死亡交通事故ゼロを目指す。スバルは過去5年間に販売した100万台あたりの死亡重傷事故数が50件(国内自動車メーカー平均は62件)と少なく、うち自車起因は63%で、残りは他車起因の「もらい事故」と分析。そのうえで、今後も運転支援システム・アイサイトによる事故回避機能の進化や、先進事故自動通報システムの採用などを通じて人命を守るための挑戦を続ける。