関東・東京 自動車 新収益・ビジネス

神奈川エキスポ 自動車事業者約30社が出展

3つの〝シンカ〟で商機

 自動車事業者コンベンション事務局は12月5日、横浜市内のホテルで「第5回自動車事業者神奈川エキスポ2019」を開催し、SSや整備関係者らが多数参加した(写真)。「どうなる自動車業界~モノからコトの時代へ~」をテーマにしたセミナーのほか、約30社がブースを出展しサービスや商品を紹介した。
 事務局長を務める第十興産(横浜市、田中剛取締役頭取CEO・出光昭シ系)の大木崇営業推進室マネージャーは冒頭に「進化・真価・深化と3つのシンカにつながるヒントを見つけて帰ってほしい」とあいさつし、企画主旨を説明した。
 セミナーでは、女性としてエンジニアに挑戦している鈴木鈑金塗装の藤井美悠紀さんが自身の仕事への思いを講演したほか、インタープロトモータースポーツの関谷正徳氏とカルチュア・コンビニエンス・クラブカーライフ研究所の堀江史朗氏、全日本ロータス同友会の新城浩司氏、日本総合研究所の武藤一浩氏が今後の自動車業界についてパネルディスカッションを行った。ブース出展では、関西ペイント販売が労働安全衛生法や有機溶剤中毒予防規則に該当しない水性塗装「オール水性・有機則フリーシステム」を出展、レソリューションが整備士など自動車業界に特化した人材派遣を紹介し注目を集めた。
 来賓あいさつした国交省関東運輸局自動車技術安全部の髙井誠治部長は「自動ブレーキ・自動運転は正常に機能しているか確認が必要になる。安全・安心のために協力してほしい」と述べた。