【ガソリン小売市況：1月　第4週】　激戦地除き一服感

　◎北海道…札幌市はセルフ１４９円程度、フル１５１～２円、安値量販セルフ１４７・８円表示で変わらず。旭川市はアサヒ商会が１３７・８円、モダ石油など１４０・８円表示。一般はセルフ１４１～９円、フル１５２円程度。

 ◎東北…セルフは仙台市で１４４～１５０円と横ばい。福島市は１５５～８円、秋田市は１４５～７円、盛岡市は１４０～６円、青森市１３４～１４８円、山形市１４２～１５９円でいずれも変わらず。

 ◎北関東…群馬は高崎市でセルフが１４９円程度。栃木は県北１４５～１５１円、県央１４２～８円、県南は１４４円前後。茨城はセルフ１４０円台。

　◎首都圏…埼玉は所沢市で大手フリートがフリー１４３円、民族系元売販社が１４０円。中堅フリートは１４０円、元外資系元売販社は１４６円。千葉はセルフ１４０円台中心。都内の主要幹線沿い量販店は、一部で軟化し１４０円前後が散見されるものの、１４０円台半ば～後半中心で推移している。

　◎山静…静岡市内はセルフ１４９～１５１円、県東部１４３～６円、県西部は１４３～６円。山梨は１５０円前後中心。

　◎東海…愛知は１５０円台の会員店頭価格が１４７～９円にやや値下がりしたもののセルフ現金は１５０～３円。激安店も名古屋のＰＢクイックピット富田が１３４円と２円上げたが常滑のバロンパークとコストコの１３４円は前週並み。三重もクイックピット明和１３３円などＰＢを中心に低価格が据え置かれたまま。岐阜羽島コストコは１円アップの１３４円、岐阜市などは１４４～７円で隣接愛知より激しい価格競争に突入しつつある。

　◎北陸…３県で低価格を競うＰＢカナショク、ミタニ系、コストコなどほとんど前週並み。一般系列も１４５～１５３円が中心。

　◎近畿…大阪はセルフ１５０円前後に上昇。神戸市以西はここにきて停滞感が現れ１４４円前後のまま推移している。

　◎中国…セルフは広島市で１４５～７円前後と横ばい。岡山市は４円程度下がり１４５円前後中心に。山口市は１４６～８円。米子市は１４８円前後、松江市も１５０円前後中心と横ばい。

　◎四国…セルフは徳島市が１４５円前後、高松市は１５１円前後、高知市も１５４円前後中心といずれの地区も横ばい。

　◎九州…福岡市は大きな動きはなく、中心部は１５３円前後だが、郊外では１５０円前後が多い。佐賀は１５２～５円。宮崎は１５５～８円が増えてきた。