中部・愛知
組織
2020年1月24日
三重・一般小売業並みの粗利20%必要
三重石商・協(亀井喜久雄理事長)の賀詞交歓会が21日、津市内で開かれた。
あいさつで亀井理事長(写真)は「毛細血管のような地域のエネルギーインフラをどう守っていくか、販売量の少ないSSを商売としてどうつないでいくかは組合の命題でもある。一般小売業の常識とされる利益最低2割確保を中小の我々も実現させていかなくてはならない」と強調した。
さらに「消防法改正でタブレットによる給油許可やSS敷地内での車の販売などができるようになる。こうした規制緩和は我々にとって両刃の剣でもある。商売を広げられると同時に、コンビニの店員でもタブレット対応したり中古車販売店が敷地内でSSを営業することも可能になる。リスクがあることを忘れてはならない」と訴えた。
会場では賀詞交歓会に先立つ新春セミナーとして、西尾直毅氏(元エッソ石油常務)による「元売大統合下のSS~粗利益20%をどう実現するか」の講演も行われた。