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ライジングサン・カーライフ支えるSS作ろう

 ライジングサンは1月20日に都内で新春講演会を開き、冒頭あいさつに立った奥田直雅社長(写真)は、今年の活動方針として「お客様のカーライフを支えるSS作りをサポート」すると説明した。
 具体的には、・デジタルツールを活用した「CB販売」とお客様と商談しやすい「空間作り」の提案・個々の地域・SSに合った「商品・サービス」と「技術サポート」の提供―の2つを行っていくと話した。5月にはEVなどで先行する欧州へCASEやMaaSの動向を視察する研修ツアーを実施する予定だ。
 一方、懇親会あいさつで出光昭和シェル石油の亀岡剛副会長は、「当社はライジングサンと一体になって一歩先を行く政策を打ち出していく。消費者ニーズを捉えるために皆様の現場感覚が大事」と参加の特約店関係者に訴えた。
 講演会では第1部で作家・経済ジャーナリストの渋谷和宏氏が、「日本経済の行方、輝く組織、輝く人とは」と題したテーマで登壇し、「変化をチャンスに変える組織・リーダーの条件は、“お客様の声を聴く力”である」と説明。第2部は前全日本女子バレーボールチーム監督の眞鍋政義氏が、ロンドン五輪で日本女子バレーが28年ぶりにメダル獲得するまでの道のりを講演し、目標を明確にすることと、そのための準備やモチベーションの上げ方などの大切さを強調した。