関東・東京 組織

千葉・柏支部・省令改正で意見交換

 千葉石商柏・我孫子支部(伊藤一男支部長)はこのほど、柏市内で支部会を開催し、来年2月1日に迫っている50年以上の経年地下タンクへのFRP内面ライニング義務化などを盛り込んだ危険物規制に関する省令改正に関する意見交換を行った。
 出席した組合員からは「一方的に負担を押し付けられている気がする。これまで多額の税金を徴収してきたSS経営者に対して、もう少し配慮してくれてもいいはずでは」や「我が社の地下タンクも設置して37年たっているが、先行きが見えない現状で追加投資していいのか、正直迷っている」などと、省令改正に伴うSS経営の先行きに不安を訴える声が相次いだ。
 伊藤支部長(写真)は「長くSS経営を続けようとしても、負担が重すぎて、これでは廃業しか道が残されていない」と強調し、SS経営の存続に危機感を訴えた。また、「暑い中、みなさんは夏季商戦でよく頑張ったと思う。体調に気を使って英気を養ってほしい」と組合員を慰労した。