関東・東京
組織
2020年1月10日
千葉 各地で活発な意見交換
【千葉】千葉石商(安藤順夫理事長)は昨年9~12月にかけて、県内各地で方面協議会を開催した。台風災害の影響などから第1方面協を除いた8方面で実施、総勢83人の組合員が参加した。
同会は各支部を9ブロックに分けたもので、各方面の支部組合員と執行部の連携強化を図ることが目的。会合では県との協定見直しに向け同石商が7月に県と実施した勉強会などについて説明し、出席者と意見交換を実施。「平時からの燃料供給における付き合いは全くないが、社会貢献だと思い協定を結んでいる」などの現状が報告された。また「地域住民が災害対策や減災対策に目が向いているうちはいいが、喉元を過ぎて熱さを忘れてしまうのが心配だ」、「いざ被災すると自分たちも慌ててしまうかもしれないので、まず支部内で災害時の対応手順を確認したらどうか」との意見も挙がった。
このうち山武、匝瑳、旭、銚子の各支部で構成される第6方面協議会では、加藤哲男会長が「台風15・19号が立て続けに襲来し、千葉県内の組合員も大きな被害を受けた。キャッシュレス対応や経営環境改善など様々な問題が山積しているが、正しい情報をしっかり集めながら前を向いて進もう」とあいさつ。
安藤理事長も「実際に台風で被災したこともあり、県防災課との関係強化の重要性や協定見直しの必要性を改めて痛感している。不測の事態に備え、組合として万全な体制を整えていく」と述べた。