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東京都・ZEV普及目指し戦略策定

東京都が作成したゼロエミッション概要版
東京都が作成したゼロエミッション概要版

 東京都は昨年末「“未来の東京”戦略ビジョン」「ゼロエミッション東京戦略」「ZEV普及プログラム」を相次ぎ打ち出した。2040年代の東京ビジョン“美しい東京”を実現するため、50年までに都内のCO2排出量実質ゼロを掲げ、ゼロエミッションビークル(ZEV=HV・PHV・FCV)や再生可能エネルギーを基幹電源としたゼロエミッション住宅・事業所の普及を目指す考えだ。
 気候変動問題に対応するため「脱炭素化」へと社会全体を大胆かつ速やかに転換していくことが必要と捉え、今後10年間の取り組みが未来に向けた重要なマイルストーンになると位置付け、50年を見据えた30年目標を提示。都内の乗用車新車販売ZEV比率50%、急速充電器1千基、水素ST150ヵ所、家庭用燃料電池100万台、温室効果ガス排出量30%削減(00年度比)、再生エネ電力利用割合30%、エネルギー消費量38%削減(00年度比)、小型路線バス新車の原則ZEV化、一般廃棄物リサイクル率37%、食品ロス発生量半減(00年度比)、代替フロン排出量35%削減(14年度比)などの数値目標を盛り込んだ。
 そのうえで、50年には再生エネ由来CO2フリー水素を柱に据えて使用エネルギーの100%脱炭化、住宅・ビル等のゼロエミ化、全車ZEV化などを標榜している。